日本三大白生地産地というと、京都府丹後、滋賀県長浜、そして新潟県五泉。

中でも群をぬいて生産量が高いのは、丹後になります。

 

丹後は、「丹後ちりめん」と言われる風合い豊かなちりめんの白生地が有名です。

しかし、業態は五泉のように「自社一貫生産・和装向け白生地しかやっていない」とは全く異なり、京都西陣の出機もあれば、分業体制で生産しているところもあり、シルク以外の天然繊維、ポリエステルなどの化学繊維、洋装向け広幅生地など、もちろん自社製品まで手掛けるなど、多種多様に織りの文化が発展してきている地域とは思います。

その中で、織物の未来のことを考え、産地間の課題の共有などを含めた「前向きな」交流を行っているプロジェクトがあります。

「ひらく織り」

私は、都合により参加できませんでしたが、当社を訪問頂いた際のレポートを更新頂いています。よろしければご覧ください。

新潟編Vol.2

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ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。