日本三大白生地産地というと、京都府丹後、滋賀県長浜、そして新潟県五泉。
中でも群をぬいて生産量が高いのは、丹後になります。
丹後は、「丹後ちりめん」と言われる風合い豊かなちりめんの白生地が有名です。
しかし、業態は五泉のように「自社一貫生産・和装向け白生地しかやっていない」とは全く異なり、京都西陣の出機もあれば、分業体制で生産しているところもあり、シルク以外の天然繊維、ポリエステルなどの化学繊維、洋装向け広幅生地など、もちろん自社製品まで手掛けるなど、多種多様に織りの文化が発展してきている地域とは思います。
その中で、織物の未来のことを考え、産地間の課題の共有などを含めた「前向きな」交流を行っているプロジェクトがあります。
「ひらく織り」
私は、都合により参加できませんでしたが、当社を訪問頂いた際のレポートを更新頂いています。よろしければご覧ください。