桐箱で羽二重を納品しました

昨日、羽二重の納品がありました。
桐箱かつ特別な印鑑(通常は当社ブランドの「泉華」ですが、特別品の為違う捺印)を心をこめて押させていただき出荷いたしました。

ここで羽二重のことでも。
羽二重は、『絹のよさは羽二重に始まり羽二重に終わる』と言われるほど、技術力が要求される織物です。鳥の羽根のようなふわっとした風合いであること。また、たて糸を2本引き揃えて製織することから“二重”という意味にとり「羽二重」という名が生まれたとも言われています。羽二重独特の光沢と柔軟な風合いを出すには、経糸を密にして強く張り、緯糸を湿気を与えて生糸を柔らかくして強く打ち込むことが必要なのです。五泉産地は伝統技法である「濡れ緯」を自在に操り、高級生地の代表格である重目の羽二重の主たる産地となっています。

堂々とした風格には気が引き締まる思いです。

オリジナルブランド

ひかりのつばさ、ひとひら、まとふ。
シルクストール「絽紗」

rosha

驚くほどやさしいシルクのベビーウェア
しろ「しろずきんちゃん」

silozukinchan

ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。