気づいた人はいただろうか、謎の手の正体とは! 知っていただろうか、その手に隠された思いを!!

謎の手

ここまで細かくホームページを観察している方もいらっしゃらないと思いますが、
実は横正機業場のホームページのトップページの

赤ちゃんのゆいちゃん(詳しくはこちら)の写真を
ずーっとずーっと下におりていくと、

あれれ、何か手があるぞ!と・・・・。

 

さて、この手は誰なのでしょう??

この手には我々のある思いが託されている大事な手なのです。
前回のブログの記事
>よくいう顧客ライフサイクルマネジメント型のビジネスモデルに近く
>とても素晴らしい取組だと思います。
と書きましたが、まさにこれなのです。

端的にいうと、我々は赤ちゃんからお年寄りまで人生を通じて
絹に触れて頂きたいと思っています。
我々が作っている絹織物はほとんどがキモノになっています。
でもキモノって着る機会中々ないですよね。
お恥ずかしい限りですが、正直なところ私も数えるぐらいしかありません。
(もちろん、これから勉強して増やしていきたいと思っています。)
キモノは良いものだと分かっていますが、使い勝手と価格と手入れの手間も大変そうだし・・
手狭な私の家では維持するスペースも必要だし・・
どうしても腰が引けてしまいます。
こんな人ばかりだったら、業界の落ち込みが激しいのも当たりまえです。
でも、着こなしてみたいという思いもちろんあります!

キモノは日本の文化であるし、服飾としての最上級とするならば
我々にできるのは、すぐにキモノファンを増やすのではなく、
地道に増やしていく活動ができればと思っています。
その為には人生を通じて、絹と触れ合う、目にする接点を増やしていく、
絹ってよいものだ、こんなものも絹なのだ、
絹を身につけると心踊るな、楽しいな。
キモノ着てみたいな、子供にも着せたいな・・・。
最終的にキモノファンが一人で増えてくれればいいなと。
ですので、今後の活動も、ただ単純に絹でこんなもの作りました!、ではないのです。
皆様との接点を点ではなく面で作ろうとしているのです。
時間はかかりますが。

下の写真は私の子供の100日祝いの写真です。
着ているキモノは自分が赤ちゃんの時に、着ていたもの。
そして、このキモノを仕立ててくれたのが、トップページの謎の手の正体、祖母です。
今年米寿(88)の御祝いをしました。元気元気で何よりです。
もちろん、キモノを見事に着こなします。

キモノは世代を通じて受け継がれていくもの。
そのファンを一人でも多く増やすために、何かできればと考え取り組んでおります。
baby

おまけ、facebookの横正機業場ページを立ち上げてみました。
当面?はこのブログが自動リンクされるだけですが・・。
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謎の手

オリジナルブランド

ひかりのつばさ、ひとひら、まとふ。
シルクストール「絽紗」

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驚くほどやさしいシルクのベビーウェア
しろ「しろずきんちゃん」

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ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。