心配いただきましたので・・整理しました。

前回のブログで「次はやめます」のようなことから、何名かから大丈夫~と心配されてしまいました。

あまりそういう事は想定していなかったので、(タイトルなどは読んでもらえるように工夫する練習をしているが)ちょっとビックリしました。もちろん捉え方は色いろありますが、変な誤解をされていると悪いので、ちょっと整理します。大きく分けると2つです。

1.五泉の生地は、FB(ファッションビジネス)にはならなかったの?

→現状、目標とした成果にはなっていません。ただ、五泉の生地の強みは分かりました。またそれが幅広く受け入れられチヤホヤされるものでもないこと(生地幅や価格が一番の課題かな)が分かりました。もっと五泉の生地を使いたくなるところに直接持って行った方がよいだろう。だから、PTJはやめた、のです。

2.「絽紗」に集中するのは危険なのでは?今どこもかしこもストール、ストール、ストール。消費者の中には、そこまで品質が分かる人がいるのか?ブランド名でしか響かない人もいるし、結局、十把一絡げになるのでは?という心配も。

→たしかにそうなのです。次から次へとストール。どこもかしこもストール。産地の工場も、メーカーも。。。笑。自分たちは、後発なのですが市場をみてビックリしました。そういう状況下で、差別化・独自化はどうやってするのか。難しい課題です。

ただ、捉え方を間違われたくないのは、「PTJをやめる→絽紗に集中する→拡販する」ではありません。もっとお客様に喜んで頂けることをするために、集中するのです。

品質しかり、サービスしかり、自分たちだからできる他にはないお客様の求めている、ことを形にしていこう、つまり「絽紗の魅力は品質だけにあらず」という別な軸を作っていこうと思っています。

まだ私たちは1年生ですので、教わったことを守り、その中で気づいたことを自分たちなりにトライしてみる、ことをやろうと思っています。

色いろとやってみたい(お客様に喜ばれるのではないか?と思っていること)事があるので、そちらに力を注ぐようにしてみたいと思います。そんな感じです。笑

 

オリジナルブランド

ひかりのつばさ、ひとひら、まとふ。
シルクストール「絽紗」

rosha

驚くほどやさしいシルクのベビーウェア
しろ「しろずきんちゃん」

silozukinchan

ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。