絹織物の白生地に釜?

先日、工場で糊作りを教わりました。
そもそも、糊って何に使うの??と思いましたが、経糸一本一本に糊付けを行います。
これにより五泉産地特有の密度の高く、かつ独特の風合いが出せるもの。

この糊ですが、以前は天然のふのりを主材として作成していましたが、
現在は、当社独自の改良を加え、横正オリジナルの糊を使っています。
この糊は企業秘密!と教わり、最初はたかが糊なのに・・と思いつつも
会社の歴史(職人さんの繰り返し繰り返しの実験の成果)を感じた次第です。

で・・・主題の釜ですが、糊を作るときに使います。
最近、釜なんて中々見ないですよね。ですからすごく新鮮でした。
さすがに、火を薪でたいて・・なんてしませんでしたが・・・。

経糸を作るのに、糊付けをします。

おいしそうな甘酒。ではなく糊。

オリジナルブランド

ひかりのつばさ、ひとひら、まとふ。
シルクストール「絽紗」

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しろ「しろずきんちゃん」

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ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。