「白を贈る文化」ありがとうございました☆

3/14~3/22 まで開催していた新潟市文化財 旧小澤家住宅での「白を贈る文化」無事終了いたしました。

多くの報道関係者にとりあげていただき、
多くの方に見ていただけ、
お客様との語らいがとても楽しく、
有意義な日々を送ることができました。
この場を借りて御礼申し上げます。
「新聞の記事を見て、お彼岸の日程を変えて来たんだよ~」なんて方もいらっしゃいました。
行きたいけど都合がつかずどうしても行けないと連絡くれた方もいらっしゃいました。

本当にありがとうございます。

今まで、お客様の声を直接見聞きする立場にいなかった私たちにとって
・白生地を触っていただいた反応を聞いたり
・五泉の絹織物がどう思われているか、知っているかを聞いたり、
・白い生地をお祝いごとの時に、水引をかけておくる習慣をご存知だったか、どうしていたかを聞いたり、
・新しく開発したストール生地の触り心地の反応を聞いたり、
・ヒッコリーさんとのコラボの生地に驚く姿を見たり、
・星名さんの丁寧な説明と、鮮やかな草木染にビックリする姿を見たり、
・白を贈る文化-現代版-に対する反応を聞いたり、
数えきれないほど色々と勉強になりました。

もちろん、
・手には取るけど中々買ってくれないな~?とか。
・やっぱりこの価格だったらうれるんだな~??
などなど商売の面でも思うことも沢山。
途中で説明用の資料を作ったり、新聞記事を通路において入りやすくしたり・・・日々改良でした。

これらみーんな自分達から前にでて何かしなければ分からなかったことでした。
これらすべて受け止め、吸収し、また次に進みます。

あと、多くの報道関係者にもとりあげて頂けました。

テレビでは、BSN(夕方ニュース Nスタ)。
新聞では、新潟日報、産経新聞、朝日新聞、読売新聞。(掲載日、取材日順)
※敬称略

記者の方々も、五泉の絹織物知らなかったですよ~。
今のニットがあるのは、絹織物産業が栄えた時代があったからなんですね~なるほど~、と。
特に新聞紙面は新潟日報さん以外は、地方欄が少ないにもかかわらずのせてくれたのにビックリです。
それだけ、五泉の絹織物が浸透していなかったということ。
とりあげていただき、嬉しいのか、悲しいのか。複雑な心境でもあります。

ちなみに、今回の展示にあたり、報道関係へのツテはほとんどないので、どうするか考えた結果、基本にかえり「こういう時は自分の足でしょ、熱意でしょ」と、テレビ、新聞、ラジオとプレスリリースを持ってまわったのでした。
でも、それよりも周りの人の支援が強かったのですよね、私の代わりにプレスを送ってくれたヒッコリーの迫さん、お手紙書いてくださった小澤さん、結局は人のつながりです。支えられているのを実感しました。

新潟日報さんの記事(3/14)
やはり地場には絶対的な基盤がありますね。
これをみてBSNさんが取材にきてくれたり、色んな方が日報みて、と言ってくれました。

産経新聞さんの記事(3/20)
支局長みずから来てくださり取材してくださいました。
プレスリリースもって訪問した時から支局長みずから話を聞いてくださいました。
やはり産業経済を応援してくれるのですね!

朝日新聞さんの記事(3/22)
取材時に小澤家当主も来て、長時間にわたり取材してくださいました。座り込んで話し込んでしまいました。ありがとうございます。
話が盛り上がったこと、こちらの説明が不十分もあり、一部訂正する点がございます。
記事では星名さんがストール開発を横正機業場へ提案した、となっていますが、もともと横正機業場ではキモノの織と技術、絹の良さをもっと身近にしたい!とストール向けの生地開発をしており、その生地の試験染を星名さんに依頼しました。
星名さんが提案したのは、小澤さんに「小澤家に残っていた白生地をつかったグッズ開発ではなく、水引のついた白生地は大切なものとして保管し、御縁のあった横正さんの生地を使ってお庭の草木で染めた旧小澤家住宅オリジナルのグッズにしましょう」ということです。

読売新聞さんの記事(3/22)
BSNの放送をみて、ご連絡くれたとのことでした。
若い記者の方でしたが、まさに私たちの思い「知って」を表現してくださりうれしいです。

あとは、写真でつづる「白を贈る文化」

新潟市文化財 旧小澤家住宅。湊町にいがたの廻船問屋でした。

 

入り口に「白を贈る文化」のDMの拡大版が。
指定管理を受けている(公財)新潟市芸術文化振興財団の皆様にも大変御世話になりました。

 

土間。脇にも色々と絹を知ってもらおうと展示。
絹のみち広域連携プロジェクトで作っていただいたパネルも使い、こっそり自社アピール。

展示に気づかず帰られる方もいたので、後から追加。
この新聞とパネルをみて、安心して入ってきてくださる人が激増。
やはり新聞から得られる信頼力ってすごい!

今回は、自分たちが当たり前に使っているものは、皆様には当たり前でない、という考えのもと、生糸も是非みて触ってほしい!!と展示。もちろん、ご自由におさわりください、なのです。

白と赤のストール。この紅白を毎日みて、今日もがんばろう、と気をひきしめていました。
この赤も星名さんの染。インドアカネをこれでもか!!!!ってくらい投入し染重ねた採算度外視の赤ですw

風情ある空間に染料となった植物とともに整然と並べられた絹たち。
経験の乏しい私を星名さんがリードしてくださいました。

これが小澤家の蔵にのこっていた白生地。(他にもありましたが、一部だけ)
昔はこうやって水引をかけて白い布を送っていたんですね。
白はものごとの始まりをあらわす、相手の色に染まります・・縁談を喜ぶ気持ちを、もので表現するという心。
この習慣というか、心の文化を残したいなあ。

五泉の品物もあります。
左が丸八さんの駒絽(もうやめられました・・・実は親戚で同じ横野)
右が横正機業場の駒塩瀬。星名さんがこの反物をみて横正のものと気づいてくれたから、この展示がありました。

今回はとにかく言葉ではなく、触って生地を実感していただく体験型なのです。
だって飾ってあるのを見たって面白くないし、何もわからない。
そもそも、一般の方目線では、キモノの染める前の白の絹の生地なんて触った事ないですからね~。
皆さん喜んで触ってくださいました、
絹の良さはどんどん触れて頂かないと分からないものです。
このような場をどんどん作っていきたいです。

ヒッコリーさんとのコラボ生地もひな壇にのせて飾らせて頂きました。
何より好評だったのがベビードレス!!!!
皆さん可愛い~~~と評判です! だれか生地を使ってベビードレスとか産着を作りたいかたいないかな~w。

調子にのって、自分の娘(4ヶ月)にその雪だるま柄のベビードレスを着せて写真とりました。
少し触っただけで絹の良さが分かりますし、生後間もない赤ちゃんに着せても安心できますね。
今回のブログトップ写真にも使ってみました。赤ちゃん映っているとアクセスがぐーんとあがるんですよ。笑

紅白っぽくしたい写真がとりたいと、床において写真をとってみました。。。ごめんね。

星名さんの半衿。デビュー戦です。生地は一巾クレープ(軽いシボのある生地)
キモノ好きの方へお嫁にもいけました!!

星名さんの丁寧に染め上げた鮮やかな紗のストールたち。
これ全部、植物染めです。
同じ染料から一番液、2番液で濃さを変えたりしていますし、
染料・媒染に使った材料も説明してあります。使った染料の実物が脇に添えてあります
何から何までお客様目線がすごい!たくさんお嫁にいけました。

こちらもお嫁にいった逸品。
いりえ栄蔵果樹園さんからいただいた桃の剪定枝を染料にし、桃の枝を焼いた灰汁を媒染に使うという、桃づくし!!
ベージュっぽいのですが、ほのかに香ってきそうなピンクが素敵。

白を贈る現代版。多くの方とお話して非常に好感触ですし、いろいろとアイデアをいただきました。
白い生地を贈るという習慣を、贈る品物を変えて発信し続けたいと思います!

「シンプルで軽く柔らかい(でも適度に張りと光沢がある)ストールは、キモノにもあいますよ 」by わたし

「もちろんカジュアルにも!」 by 社長

なお、この「白を贈る文化」来年も開催決定です!!!
小澤さん、旧小澤家住宅の方、ありがとうございます!!
時期もほぼ同じ(今年より1週間後ろにズレます)です。
冬が終わり、少しずつ暖かくなり出かけたくなるちょうど良い時です。

来年は、旧小澤家住宅のお庭の草木で染めた、星名さんの染め品も並ぶ予定です。
そして、横正機業場の白生地はどうなるのでしょう??
「白を贈る-現代版」も展開させたいな~。
星名さんともアレもしたい、コレもしたい、あんなコラボしたい、と早くも盛り上がりを見せつつあります。

では、いろんな想いを馳せつつ、また来年・・・

あっ最後に気づきましたが、星名さんの写真とるの忘れた!!!

ABOUTこの記事をかいた人

横野弘征

㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。